
ギターを演奏するために必要なもの
「ギターをやってみたいけれど、何を買ってよいのか分からない・・・」
そんな悩みを持っているギター初心者の方のために、ギター演奏をするために必要な物をまとめました。
ギター購入時の参考にしていたければ幸いです。
ギターの本体を選ぶ
ギターの演奏をするためには、まずは「ギター」が必要です。
しかし、ギターにも様々な種類があります。
大きく分けると「エレキギター」「アコースティックギター」の2種類に分類できます。
自分がやりたい音楽や出したい音によって使用するギターを選んでいくというのが一般的な選び方です。
ギターの種類について詳しく知りたい方はこちら↓の記事をご覧ください。

ギターの弦を選ぶ
通常、ギターには弦と呼ばれるワイヤーが6本張ってあります。
この弦は、ギターの本体を購入すると最初に張られた状態で納品されますが、演奏している最終に切れてしまったり、錆びてしまったりする消耗品です。それらの要因によって「ギターの弾き心地」が全く変わってきますので、しっかりと選びたいですね。
ギターの弦の種類は、「材質」「構造」「太さ」など様々です。
自分の気に入った弦を見つけるように、いろいろと試してみましょう。
詳しくはこちら↓

チューナーを選ぶ
ギターは弦の張り具合を調整して既定の音が出るようにしなければなりません。
その作業をチューニングと言います。ベテランのギタリストの中には、自分の耳を頼りにチューニングを行うという方も中にはいらっしゃるようですが、ギターの初心者の方がこれをやるのはかなりハードルが高いです。
そこで登場するのがチューナーです。
チューナーを使えば、初心者でも正確なチューニングが可能になります。
チューナーの種類としては、ギターのヘッドに挟む「クリップタイプ」、エレキギターやエレアコからケーブルでつなぐ「ペダル型チューナー」や「カード型チューナー」があります。
初心者の方はマイクやケーブルも必要ない「クリップタイプ」のチューナーを使ってみると良いでしょう。
ピックを選ぶ
指で引く場合もありますが、多くの場合は、ギター(特にエレキギター)を弾く際には「ピック」と呼ばれる小さな板のようなもの(以下の画像)を使用します。
ピックは「材質」「形状」など様々で、完全に個人の好みが出るものです。
一般的に細かな単音弾きを多用するエレキギターはティアドロップやジャズなど小さめのピック、ストロークを多用するアコギにはトライアングル(おにぎり)タイプが良く使われます。
しかし、これはあくまで一般的な話なので、上記の限りではありません。
ピックはそんなに値段的に高いものではありませんので、いろいろ試して自分に合うものを見つけてみましょう。
ストラップを選ぶ
ストラップというのは、ギターを立って演奏するためのものです。
ステージ上で良く見えるものであるため、個性をアピールすることができるアイテムです。
材質やデザインなど様々ですので、自分に合うものを見つけましょう。
ギターアンプ/シールドケーブルを選ぶ
ギター本体とその周辺の小物は揃いました。
その次に揃えるのが、ギターの音を大きくするための「ギターアンプ」とギターをアンプに接続するための「シールドケーブル」です。
ギターアンプについては、大きく分けると「コンボタイプ」と「スタックタイプ」に分かれます。
コンボタイプのギターアンプは、それ単体で使用できますが、スタックタイプのアンプの場合は、「ヘッド」と「キャビネット」を別々に購入する必要があり、費用もかさみがちですので、まずはコンボアンプの購入をお勧めします。自宅で個人練習に使用する場合は、小型のアンプ(30W程度)で十分です。
シールドケーブルは、場合によっては「シールド」や「ケーブル」とも呼ばれます。
ギターとギターアンプを繋ぐ単なるケーブルなのですが、どんなシールドを使うかで音が変わったりもします。
シールドの種類は、「ケーブルの材質、長さ」「コネクター(差し込みジャック)の種類」が異なるものが市販されています。
ギタリストの中には、部品だけを買ってきてシールドを自作する方もいらっしゃいます。
自由な素材を使用し、自由な長さのシールドを作成できるというメリットがありますが、はんだ付けができることが条件になります。
ギターケースを選ぶ
ギターを購入するとギターケースが付属してくる場合もあるのですが、小物の収納スペースが小さかったりする場合もあり、別途自分で好きなギターケースを購入する場合も多いです。
ギターケースは、大きく分けると「ソフトケース」と「ハードケース」に分かれます。
ソフトケースは、軽量で背負えたりもするため、電車などで移動をするギタリストには最適です。
ただし、外部からの衝撃に対しては、ハードケースには劣ってしまいます。
ハードケースは、ギターを保護する性能は高いのですが、重量がソフトケースに比べると重いのと、背中には背負えないため、常に手で持っていなければならないため、移動性はあまりよくありませんので、車で移動する方にはハードケースが良いでしょう。
ギター初心者の方は、まず、このあたりの物を揃えて華々しいギタリストデビューを果たしましょう。