カホンのしくみ
カホン(Cajón)は、ペルー発祥の打楽器の一種で、カホーンとも発音されます。
Cajónはスペイン語で箱を意味し、その名の通り中が空洞の直方体の形状をしています。
内部には、響線や鈴などが入っていて、独特の音を出せるように作られています。
近年では、ストリートライブで良く見かけられるようになりました。
普段はドラムを叩いてるドラマーがカホンを使用してストリートライブをするというのも珍しくありません。
カホンを演奏する際には、カホン自体に座って行なうことになります。
基本的には、ドラムのようにスティックなどは使用せずに素手で演奏するのが一般的です。
基本的には正面のパネル部分を叩きます。
中心を叩くことで低い音(ドラムのバスドラムの役割)を出し、パネルの上部のエッジを叩くことで中高音(ドラムのスネアの役割)を出すことが出来ます。
カホン単体で使用することもありますが、以下のように他のパーカッション類と組み合わせて演奏する場合もあります。