ミュージシャンとPAは切っても切れない関係

ミュージシャンがライブをする際には、間違いなくPAというものを使用します。
バンドというのは、各パートの音量バランスが重要です。
基本的には音量調整が難しいドラムを中心に音のバランスを考えていきます。
するとどうしても音量的に厳しいパートがあるのです。
それがボーカル(声)です。
人間の声は、いくら大きく出してもドラムよりも大きい音は出せません。
出せたとしてもそれは、歌ではなくただ怒鳴っているだけといったようになってしまいます。
そこで、少なくとも「ボーカルだけは、音を大きくする装置を使いましょう」という発想にります。
この装置こそがPAになるのです。
つまり、ボーカルが入るバンドのライブをする以上はPAは欠かせないものになるのです。
更に会場規模が大きくなると、ドラムの生音では、客席に対して十分な音量を得られなくなります。
そこで、ボーカルだけでなく、ドラム、ギター、ベースなどもPAを通すことで客席に十分な音量を届けることが出来ます。

現在、小規模なライブハウスでであっても、迫力のある音を求めて、ボーカルだけでなく他の楽器も含めてPAを通すというのが一般的になってきています。
このような状況の中でPAに関する知識をミュージシャン側が持っておくというのは非常に意味があることです。

PA情報局では、PAオペレーター向けコンテンツはもちろんのこと、ミュージシャンの方が知っておくと良いPAについての知識についての記事も書かせていただいております。
ぜひ参考にしていただき、より良いライブが出来るようにしていただければ幸いです。