電気回路における直列接続と並列接続とは?
電気回路においては抵抗やコンデンサーなどの電子部品を接続していく訳ですが、その際に大きく分けると2種類のつなぎ方があります。
- 直列接続
- 並列接続
この2種類です。
直列接続と並列接続が分かりやすいように図にしましたので、ご確認ください。
直列接続は電源(この場合は乾電池)に対して線を分岐することなく順番に繋いでいく方法のことを言います。
一方、並列接続は電源から出る線を分岐してそれぞれの部品を接続します。
実際の電気回路の中には、直列接続、並列接続が複雑に存在しています。
直列接続の特徴としては、部品Aと部品Bに同じ量の電流を流すことができます。
逆に電圧は、部品Aと部品Bのスペックによります。
一方、並列接続の特徴としては、部品Aと部品Bに同じ電圧をかけることができます。
逆に電流は部品Aと部品Bのスペックによります。
ちなみに、PAにおいてスピーカーを増設する際には、パラレル接続という方法を使います。
これはまさにスピーカーの並列接続のことです。