送電のしくみ

発電所で作られた電気は最終的に家庭に送られるのですが、この過程を「送電」と呼びます。
実は、発電所で出来た電気というのは、そのまま電線でつないで家庭に送られてくる訳ではないのです。
以下の図をご覧ください。

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各種発電所で作られた電気の電圧というのは「27万5000V~50万V」です。
一般家庭に届く電圧が100Vですので、いかに大きい電圧で発電が行われているかが分かります。
もし、この電圧で家庭に送られてきていたら大変なことになります。
そこで、家庭に届くまでの間に「変電」という作業をします。
この作業をするのが変電所です。

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このような変電所を何箇所か挟むことによって、電圧を下げていきます。
最終的に電柱についている変圧器によって家庭で使える100Vに変換されます。

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電気は、このようにしてあなたの家に届けられているのですね。