機材を購入する出費を抑える

PAをするためには絶対必要なもの、それは「PA機器」です。

PA会社やライブハウスに勤務している方は、会社やお店の機材を使えるかもしれませんが、それ以外の方は、自分でPA機器を購入する必要があります。

しかし、PA機器というのは、高額な場合が多く、購入を決断することは簡単なことではありません。

とは言っても購入しなければ仕事にならないのも事実です。
そこで、このページではPA機器をできるだけ安く購入する方法について考えていきたいと思います。

PA機器を購入する際には、大きく分けると方法は2つあります。

一つは、「新品で購入する」。

もう一つは「中古で購入する」です。

基本的には新品で購入するよりも中古で購入した方が安いのですが、中古で購入する場合にもデメリットは多く存在します。

新品 or 中古購入のメリット・デメリット

PA機器を新品で購入する場合、中古で購入する場合、それぞれについてメリット・デメリットを考えていきたいと思います。

メリット デメリット
新品で購入
  • 傷や汚れは無いく、きれいな状態のものを入手できる
  • 保証体制がしっかりしている
  • 中古で買う場合と比べると価格が高い
  • スピーカーなどは、エージング(慣らし運転)が必要な場合もある
中古で購入
  • 新品に比べて安価で購入できる
  • スピーカーなどは、エージング(慣らし運転)は不要
  • 傷や汚れなど、いたみが激しい場合もある
  • 保証が付かない場合がほとんど

このようにどちらにも、メリットとデメリットがあります。

状況に合わせて、この2つの買い方を使い分ける必要があります。
それでは、PA機器の具体的な買い方をいくつかご説明していきます。

新品でPA機器を購入する場合

PA機器を新品で購入する場合、もっともお勧めする方法は「サウンドハウス」です。

サウンドハウスというのは、簡単に言ってしまえば、PA機器や楽器の通販を行っている会社です。

メインは通販なのですが、千葉県成田市にショールームを持っており、実際に商品に触れることが出来ます。

照明機材なども展示されているので、遊びがてらに行ってみると良いでしょう。

ただし、ショールームにはすべての商品が展示されている訳ではありません。

スピーカーなどは、自社ブランドであるCLASSIC PROシリーズが中心となります。

「PA機器通販」というカテゴリーでは、サウンドハウスの右に出る者はいません。

そのように言える理由は、以下のようなサービスを提供しているからです。

  • 充実した品揃え
    取扱い商品数は15,000点以上と言われています。定番商品は常に在庫を持たれているので、迅速に対応していただけます。
  • 安心のサポート体制
    修理などの対応も自社の技術者を抱えているので、迅速に対応していただけます。私も何度か修理をお願いしたことがありますが、迅速かつ親切に対応していただきました。
  • 豊富な支払方法(クレジットカード使用可、代引き手数料無料)
    クレジットカード払いが使えるので、手元の資金が無いけれども、機材を揃えなければいけない場合は、重宝します。ただし、使いすぎには要注意です。そして、代引き発送もしていただけるのですが、なんと手数料は無料です。ユーザーにやさしいサービスですね。その他、様々なお支払方法がお選びいただけます。詳しくはこちら
  • 最低価格保障
    これが、サウンドハウスの一番のウリと言っても良いでしょう。この記事のテーマである「機材購入の出費を抑える」という目的達成する上ではこのサービスの貢献度は高いです。同じものであれば、安く買えるに越したことはありません。
  • 送料は1500円以上で無料
    通販において、一番ネックとなるのが送料です。そして、PA機器のような大型商品が多い商品の送料は馬鹿になりません。サウンドハウスでは、1500円以上の買い物をすると、なんと送料が無料になるのです。PA関連の機材を購入するとすぐに1,500円は超えてしまうと思うので、実質送料完全無料と言ってしまっても良いくらいです。
  • スピーディーな即日発送
    週末のイベントに向けて機材準備中に、急に必要な機材が出来てしまった場合には、このサービスは本当にありがたいです。在庫がある商品については、即日発送していただき、翌日には到着します。都内では、当日に到着する場合もあります。注文後には、配送状況を確認できるURLを送ってくれるので、安心して到着を待つことが出来ます。
  • ポイント制度あり
    Sポイントというサウンドハウス独自のポイント制度があります。獲得できるポイントは、商品によって率が変わります。
    中には10%のポイントが付くものもあります。
    ただし、有効期限が30日間とかなり短いので、獲得後にすぐ使用した方が良いでしょう。

このようなサービスを提供しているPA機器の通販会社は他にはありませんので、使ったことの無い方は、ぜひ使ってみてください。

サウンドハウス

PA機器を購入する場合、楽器屋さんのように現物を見ながら購入できるところは少ないのが現状です。

その中でも現物展示をやられているのが、秋葉原にあるトモカ電気プロショップです。

業務用PA機器の展示、販売を行っている数少ないお店になります。通販もやられています。

業務用スピーカーの最高峰「L-acoustics」社のスピーカーが展示してあったりもします。(展示内容は随時変わっていると思います)

ぜひ、足を運んでみてください。

その他には、アマゾン楽天などでもPA機器を購入することはできますが、品揃えやサービスを考えるとサウンドハウスが一番だと言えます。

中古でPA機器を購入する場合

中古で購入す場合には、「安く買いたい」という目的が一番だと思いますので、オークションをおすすめします。

オークションサイトはたくさんありますが、その中でも出品数と信頼度が抜群なのがYahooが運営しているオークションサイト「ヤフオク」です。

ヤフオクの出品者には、「個人出品」と「ストア出品」が存在します。

出品者の信頼性が高いのはストア出品です。ストア出品をするためには、厳しい審査を通過しなければならないため、当然のことですね。

最初の方でも触れましたが、中古で購入する場合には、新品とは異なり、「保証」が付かない場合が多いです。

ストア出品の場合は保証が付く場合がありますが、それでも1ヶ月付けば良いほうではないでしょうか?

安く買うという目的達成のためには、それくらいの代償が必要ということですね。

オークションを使用するメリットは、もう一つあります。それは、販売終了品を手に入れられる可能性があるということです。

「名機」と呼ばれたパワーアンプなど、サウンドハウスには売っていないものがオークションにはあったりします。

そんな宝探し的な意味も込めて、定期的にヤフオクを覗いてみると良いかもしれません。

その他にも中古のPA機材を購入する方法はあります。それは、「メルカリ」です。

メルカリは、フリマアプリというスマートフォン専用のサービスでしたが、現在は、PCでも使用することが出来ます。

ただし、登録にはスマートフォンが必須です。

フリマなので、基本的には「不要なものを売る」というコンセプトのもと多くの方が出品されています。

出品者は「不要」と思っているため、意外な安値で欲しい商品を購入できる場合もあります。

まとめ

PA機器を購入する際には、「新品」「中古」という2つの買い方があります。

どちらが良いというわけではなく、購入したい機材の特性や保証体制、予算などを総合的に考慮に入れてどちらの買い方で買うかを決めるのが良いでしょう。