
PA現場で役立つツール
PA現場ではたくさんの仕事を効率よくこなしていく必要があります。
そのような時に際に使うのがツールですね。
PAにおいては、今回ご紹介するようなツールを持っているととても仕事がスムーズかつ正確に進みます。
それでは、いくつかPAの現場で役にたつツールをご紹介していきたいと思います。
テスター
テスターは電源の電圧を測定したり、機材の抵抗値を測定したりする際に使用します。
テスターはにもアナログとデジタルが存在します。
アナログテスター
針がついていて、いかにも「アナログ」という感じですよね。
しかし、構造的に衝撃に弱かったりとPA現場で使うにはアナログテスターはイマイチなんです。
そこで登場するのが「デジタルテスター」です。
アナログテスターのように機械的な針などがないため、頑丈だと言えます。
PAの現場で使用されるテスターはほぼ「デジタルテスター」と言ってもいいでしょう。
デジタルテスターの中にも以下のようなカードタイプもあります。PA現場では、このようなポケットに入るようなテスターが本当に重宝します。
ドライバー
マイクスタンドや機材のネジなどを締めたりするのに使うのが「ドライバー」です。
PAでは工事職人さんのように酷使はしないため、ある程度安価なドライバーで十分だと思います。
ドライバーにはプラスとマイナスがありますが、2本ずつ持っておくと良いです。
予備用という考え方もありますが、マイクホルダーのネジを締める際には、両側からマイナスドライバーで締め付ける際に便利です。
油性マジック
油性マジックは、進行表にメモ書きを書いたり、マイクのナンバリングの際に数字を書いたりと結構、活躍の場はあります。
マジックは様々な色を持っておくに越した事はありませんが、最低限、黒だけ持っていれば問題ないでしょう。
書けなくなった時のために数本持っておくと便利です。
ビニールテープ
ビニールテープは、マイクのナンバリングの際に巻いて、その上から数字を書き込む際に使用したりします。
その他、ステージ上のバミリ(立ち位置や機材の位置を表す目印)をつけるためにも使われます。
カラーは数種類持っておくと識別ができて便利です。
(ワイヤレスマイクを複数使用する際など)
ガム(布)テープ
ガム(布)テープは、PAの現場では欠かせないツールの1つです。
ケーブルの養生、マイクのホルダーへの固定、進行表の貼り付け、ドラムのミュートなど様々な用途に使えます。
基本的には黒のものを使うのがベターでしょう。
マスキングテープ
私が好きなのがこのマスキングテープです。
粘着力は弱いのですが、手で簡単にカットできるため素早く扱えます。
ミキサーのチャンネル割り当て(1ch→Kick 2ch→Snareといったようなもの)を記載するために使用したりします。
基本的には、ビニールテープと同じような使い方ができます。
ペン型ライト
当たり前ですが、現場において暗いところを照らすためにはこのようなペン型のライトが非常に役に立ちます。
軽量で省電力なLEDのものがオススメです。
使用する電池はワイヤレスマイクで使用した残りの電池で十分に使用することが可能だと思いますのでエコな運用が可能になります。
ドラムのチューニングキー
基本的にはドラマーが持っていると思うのですが、万が一なかった時のために持っておくと便利です。
まとめ
PAの現場で持っておくと良いツールをいくつかご紹介させいてただきました。
ここで紹介したのはあくまで代表的なものなので、この他にも便利グッズはあると思います!
自分でどんどん見つけて、より良い仕事ができるようにしましょう!!