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マイクスタンドにマイクをセットする方法
このページでは、マイクスタンドの立て方とスタンドへマイクをセットする方法を説明していきます。「そんなの知っているよ」という方が多いかと思いますが、危険なやり方をしている方も見受けられるためこのようなページを作成しました。
まずは、マイクスタンドの立て方の説明をしていきます。
マイクスタンドの立て方
PAで使用する主なマイクスタンドには、大きく分けると3種類あります。
ストレートスタンド
![km_20120bxxx](https://pabasic.com/wp-content/uploads/2016/04/km_20120bxxx.jpg)
ストレートスタンドは、ボーカルが使用することが多いスタンドです。
マイクスタンドの中で一番シンプルな構造です。
標準ブームスタンド
![cp_msbba](https://pabasic.com/wp-content/uploads/2016/04/cp_msbba.jpg)
標準ブームスタンドは、ストレートスタンドの上にもう一つ関節が付いたような構造になっています。
ライブではこのスタンドが一番多く使われます。
ショートブームスタンド
ショートブームスタンドは、標準ブームスタンドの背を低くしたような構造のスタンドです。
主に楽器のマイキングをする際に使用されます。
ドラムセットのスネアなどにはこのスタンドが使用されます。
このようにスタンドには種類があるものの、基本的な扱い方は一緒です。
三脚を広げ、マイクスタンドを立てたら、今度はマイクホルダーを取り付けていきます。
![cp_msbba_3](https://pabasic.com/wp-content/uploads/2016/04/cp_msbba_3.jpg)
![shure_mic_holder_3143](https://pabasic.com/wp-content/uploads/2016/04/shure_mic_holder_3143.jpg)
マイクスタンドの先端は、上図のようになっていて、ここにマイクホルダを取り付けていきます。
この際にちょっとしたテクニックがあります。
初心者の方に「この作業をやってみて」と言うと大抵の方はホルダー側を回してスタンドに取り付けようとします。
逆に、私はスタンドのシャフト側を回してホルダを取り付けます。
こうすることのメリットは以下の2点です。
- 取り付けが早い
いびつな形をしているホルダーを回すよりは、回しやすい形をしているシャフト側を回した方が圧倒的に早く取り付けができます。 - もしホルダーにマイクが付いている場合、マイクを落とす可能性が減る
ホルダーにマイクが付いた状態でスタンドに取り付けることがありますが、この際にホルダーとマイク側を回してしまうとマイクがホルダーから外れて落下する可能性があります。
落下によってマイクが破損する可能性もあります。
また、もしマイクがオンになっていた場合は、落下の衝撃音がスピーカーから出てスピーカーを破損させる可能性もあります。
以上がマイクスタンドにマイクをセットする方法です。