UPS(無停電装置)とは?

UPSというのは、「Uninterruptible Power Systems」の略で、無停電装置とも呼ばれます。

パソコンなどの停電により電源が切れてしまうと困るような機器に使用されます。

PAにおいてはも電源が切れてしまうと最も困ってしまうものがあります。

それは、「ミキシングコンソール」です。

特にデジタルミキサーは不安定な電源に弱くアナログミキサーであれば耐えられる電圧でも電源が落ちてしまうこともあります。

その対策として使用されるのがUPSなのです。

DevelopmentUPS

UPSの基本的なしくみ

UPSは、コンセントから供給されるAC100V(交流100V)の電源をAC/DCコンバーターと呼ばれる変換機でDC(直流)に変換します。

そして、その電気をバッテリーに送り、充電を行います。

同時にDC/ACコンバーターと呼ばれる変換機にも電気を送ります。

そこでAC100Vに戻され使用する機器に供給されます。

もしコンセントからの電源が止まってしまった場合は、バッテリーから電源を供給するため、停電するのを防ぐことができるのです。

UPSの種類

UPSには種類があります。

主なものとしては、以下の3種類です。



常時商用給電方式

通常運転時は商用電源からの電力をそのままスルーで出力し、同時にバッテリへ充電してバックアップ運転に備えます。

電源異常が発生してからバッテリ給電によるインバータ運転に切り替わるまで瞬断が起こりますが、パソコンやサーバなどの一般的なOA機器ではほとんど問題がありません。

ラインインタラクティブ方式

基本構造は常時商用給電方式と同じですが、AVR(電圧安定化)機能が付加されています。

電圧を変換するトランスを経由することで、通常時でも電圧をAC100V出力に近づけるよう調整し、安定的に電圧を供給することが可能です。

常時インバータ給電方式

通常運転時は商用電源からの電力を、インバータを経由して出力し、同時にバッテリへも充電します。

インバータは電源に含まれるノイズを取り除き、常に電圧値を調整するので安定した給電が可能となります。

また、バックアップ運転に切り替わる際の瞬断もありません。

私は、デジタルミキサーを使用しておりますが、常時インバーター給電方式のUPSを使用しております。

価格は他の機種よりも高価にはなりますが、UPSとしての性能は常時インバーター方式が一番良いため採用しました。