美しく取りまわそう!ケーブル設営の基本



ケーブルはPAをする上で必ず使用するものです。

大規模なライブともなれば大量のケーブルを使用することになります。

この大量のケーブルですが、適切に設営していかないといろいろと不都合が出てきます。

このページでは、ケーブル設営の基本についていくつかの観点からご説明していきます。

ケーブルはステージセットの1つ

ケーブル(特にマイクケーブル)はお客様から見える位置に設営します。

この時にケーブルがぐちゃぐちゃだったり、ピン張り(短いケーブルで無理やりつないだ状態)していたりすると、ステージ上の見栄えが一気に悪くなります。

また、PAをする際には多数のケーブルを使用するため、系統を分かりやすくするために色のついたマイクケーブルを使用する場合もありますが、「見栄え」という観点では、あまりよろしくないと私は思います。

ステージ上に統一感の無い様々な色のケーブルがあると「う~ん」となってしまいます。

結局のところ、「黒のケーブル」で統一するのが一番だと私は考えております。

これは、「何を優先するのか?」という話ですので、特にこれがルールという訳ではありません。

ケーブルはちょうど良い長さのものを使用する

PAで使用するケーブルは「短かすぎても長すぎてもよろしくない」のです。

ケーブルが短すぎるとダメな理由

これは、誰でも分かると思います。

短かすぎると、そもそも配線出来ないからです。

短すぎない長さとしては、つなぐ機器間の長さ+2,3mあると良いというのが個人的な感覚です。



少し余分に長さを確保する理由は、例えばマイクを移動させる時に配線がちょうどの長さだったとしたら、それ以上の移動させることが出来ません。

しかし、少し余裕があれば移動が可能な訳です。

長すぎるとダメな理由

ケーブルが長すぎると「扱いにくい」というのが一つ目の理由です。

特に撤収の際に余分なケーブル巻きの作業をすることになるため、あまり効率の良い話ではありません。

もう1つは、「音の劣化」です。

PAシステムにおいては、音を電気信号に変えて扱います。

その際に機器から機器に信号を送るために用いられるのがケーブルです。

実は、このケーブルには小さいですが「抵抗」が存在します。

この抵抗によって音が劣化してしまいます。

短い毛ケーブルであればあまり影響はありませんが、長いケーブルになると無視できないレベルの劣化が起こります。

従って、必要最小限の長さ(つなぐ機器間の長さ+2,3m)のケーブルを使用するのが良いと思います。

八の字巻きは絶対にマスターしておく

PA現場でケーブルを扱う時には、必ず「八の字巻き」という方法でケーブルを巻くようにしましょう。

これはPAの基本中の基本ですので必ずマスターしましょう!

まとめ

PAにおいて、ケーブルというのはとても重要な機材の一つです。

そして、ケーブルの取りまわしがきれいであれば、ステージ上もすっきりしますし、演奏している方も気持ちよく演奏できますよね!

「ケーブルもステージセットの1つ」という感覚を持ち、きれいなケーブルの取りまわしを行いましょう!