アコースティックギターのピックアップについて



アコースティックギターは電気を使わずに生音で使用するのが基本ですが、大きな会場でライブをする時やロックバンドの中で使用する時などはどうしても生音では厳しいという状況があります。その時に使用するのが「ピックアップ」です。エレキギターのしくみのページでも説明したものですね。ただし、アコースティックギターには、専用のピックアップを付けるのが一般的です。それでは、アコースティックギター用のピックアップについて解説していきます。

アコースティックギター用のピックアップは4種類

アコースティックギター用のピックアップは、大きく分けると以下の4種類存在します。

  1. マグネティックピックアップ
  2. ピエゾピックアップ
  3. コンデンサーマイク
  4. デュアルタイプピックアップ

マグネティックピックアップ

エレキギターのピックアップと同じしくみのピックアップががマグネティックピックアップです。

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音を拾う原理はエレキギターのシングルコイルピックアップと同様で、6本それぞれの弦のに対して1つのコイルが付いており、弦が振動することで電磁誘導によりコイルに電流が流れ、弦の振動を電気信号に変換することが出来るのです。
通常はこの信号をDI(ダイレクトボックス)に入力することでPAから出力する方法を取ります。

ピエゾピックアップ

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ピエゾピックアップと言うのは、材料に特殊なセラミックス(結晶)が使われています。
この「特殊なセラミックス(結晶)」は、それに力を加えると電圧が発生したり、逆にセラミックス(結晶)に電圧を加えると結晶が変形する性質を持ったものです。
このセラミックス(結晶)がピエゾ素子と呼ばれていて、圧電素子とも呼ばれたります。
ピエゾ素子は圧力を受けると電圧が発生します。
下図をご覧ください。
9523ピエゾ素子に圧力がかかっていない時はピエゾ素子中のプラスやマイナスの電荷はランダムに存在しています。
しかし、ピエゾ素子に圧力が加わると、電荷が移動を始めます。
どのように移動するかというと、プラスとマイナスの電荷が逆の方向に移動し上図のように端に集まります。
加わる力大きければ大きいほどこの集まり方が顕著になります。
こうなると、ピエゾ素子中に電圧が発生します。ここでいう圧力というのが弦による振動です。
つまり、弦の振動によってピエゾ素子に電圧を発生させることによって、音を電気信号に変換している訳です。
これがピエゾピックアップのしくみです。

コンデンサーマイク

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コンデンサーマイクは、「簡単に言うと感度が良い繊細なマイク」になります。
コンデンサーマイクのしくみは、コンデンサーと呼ばれる電気を貯めることが出来る電子部品を使用し、そこに溜まる電気の量(静電容量)が音によって変化し、それに伴い出力電圧が変化するという特性を活かして「音⇒電気信号」の変換を行うということをしています。
感度が良いため、音量を上げすぎるとハウリングを起こす可能性が高いという短所もあります。

デュアルタイプピックアップ

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最後に紹介するのがデュアルタイプのピックアップです。
デュアルタイプピックアップは前に紹介した「マグネティックピックアップ」「ピエゾピックアップ」「コンデンサーマイク」の中の2つを使用できるようにしたものです。
状況に応じてピックアップを変えることができるため音作りの幅が広がります。