電気とは?

「電気」というものは、私たちの周りには存在してるけれども目に見えないものです。

豆電球を例に考えてみます。

電球単体では光らないのはだれもが承知のことだと思います。

そこに電池をつなぐと豆電球は光るのです。

つまり、豆電球に電池をつなぐことで電気が流れその電気が豆電球を光らせます。

それではなぜ電気が発生するのかを解説していきます。

ちょっと難しいかもしれませんが、しっかりついてきてくださいね。

電気を理解するためには実は「原子」「分子」というものを理解する必要があります。

原子とういうのは物質を構成する上で最も小さいものです。

理科の授業で以下のような「元素周期表」というのを見たいことがあると思います。

「すい、へー、りー、べー、ぼくの船・・・」というように暗記したことがあるのではないでしょうか?
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この原子の周りには、下図で表わされるように電子が回っています。

地球の周りを月が回っているのと一緒と思っていただければ問題ありません。
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一方、「分子」というのは原子同士がくっついたものです。



これは、同じ原子がくっつくこともあれば、異なる原子がくっつくこともあります。

私たちが生きていくために必要な酸素ですが、酸素原子は元素記号で表わすと「O」です。

ただし、私たちの身の回りに存在する時には原子ではなく、分子の状態で存在します。

ちなみに酸素分子は「O2」です。

つまり酸素原子が2つくっついた分子という状態で存在するのです。

このように分子ができる際には、原子の周りを規則的に回っていた電子の中で軌道の外に出てしまう電子が出てくるのです。

この電子を「自由電子」と呼びます。

この自由電子こそが「電気」の正体なのです。

水などの形を常に変えるような物体の中では電子は物質中を自由に動き回れないため電気は生まれません。

しかし、金属などの硬い物質の場合は、その物質の中を電子が自由に動き回れるためそれが電気となるわけです。

そのため、電気を運ぶ電線は水ではなく金属でできているのです。

「電気とは?」というのを一言で言うと金属の中を動き回る電子の流れということになります。