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機材リストとの照合・使用機材の動作チェック


主催者に提出した機材リストを基に使用機材のチェックを実施していきます。
機材チェックをせずにイベント当日に現場に行ってしまうと痛い目にあう確率が高くなってしまうため必ず実施するようにしましょう。

私が出演者として参加していたイベントでこの「事前機材チェック」を怠って現場で痛い目にあっているPAさんがいらっしゃいました。何パターンか失敗例を見てきましたが、一番致命的だったのが「メインスピーカーの音が出ない」という不具合でした。これも事前にスピーカーのチェックを行っていればほぼ起こらない事象です。おそらく、このイベントの前に対応したイベント時にスピーカーが飛んで(壊れて)しまっていたようです。このような不具合は、事前チェックで見つけることが出来た内容ですね。もちろんこの時のPAさんは顔が青ざめて、冷や汗をかいていました。
皆さんはこのように現場で冷や汗をかかないように、しっかりと事前チェックを実施してくださいね。

事前の機材チェックの流れは、「機材リストとの照合」→「使用機材の動作チェック」というような感じになります。

機材リストとの照合

機材リストに基づき、必要な機材が必要な数量分だけあるかを確実にチェックします。もし無かったとしても、この時点で発覚すれば発注するなどの対応が取れるため安心です。逆に考えると最悪発注することになっても間に合う日程で事前チェックを行う必要があります。私の場合は、基本的には1週間前に実施しています。

使用機材の動作チェック

必要な機材のリスト確認が出来た後は、実際に動作チェックを行っていきます。
全ての機材のチェックをするのが理想ですが、機材量が多い場合はそれが難しい場合も多いため、優先順位をつけて実施していくと良いでしょう。
まずは「代替品があるもの」「代替品が無いもの」という観点で分けると良いかもしれません。

代替品無しの機材(優先度高) 代替品有りの機材(優先度低)
 機材名 ・ミキサー
・スピーカー
・パワーアンプ
・マイク
・DI
・ケーブル類

ミキサー、スピーカー、パワーアンプのチェックについては、システムを組んでチェックしましょう。
チェックを行う場所にもよりますが、イベント当日並みの音量で鳴らすとことは難しい場合が多いので、その場合は小音量でチェックを実施します。
フルレンジスピーカーと呼ばれる一般的なスピーカーは2wayと呼ばれる高音用スピーカーである「ツイーター」と中低音用の「ウーファー」という2種類のスピーカーが付いている仕様が一般的です。ツイーターが破損している場合は、音がバリバリと割れて聞こえますので一発で分かります。また、もし鳴っていないのであれば広域の無いもわっとした音になるのでこちらもすぐ分かると思います。
ウーファーについては、私の経験上は壊れた場面に出くわしたことがありません。耳を近づけてみると音が出ているのが分かりますので確認してみてください。
ミキサーのチェックについては、マイクとマイクケーブルを一本ずつ用意し、1チャンネルから順番に「ゲイン」「イコライザー」「パン」「フェーダー」のチェックは最低限行っておきましょう。
この要領でマイク、DIのチェックも同時に行うことが出来ます。

ケーブルのチェックについては、便利なツールがありますのでご紹介しておきます。
ケーブルチェッカーという機材になります。
PEAVEY ( ピーヴィー ) / CT-10
PEAVEY ( ピーヴィー ) / CT-10

もう少し安いのもあります。
BEHRINGER ( ベリンガー ) / CT100 Cable Tester
BEHRINGER ( ベリンガー ) / CT100 Cable Tester

両モデルともケーブルを指定の端子に差し込んでスイッチをonにするとケーブルが正常かどうかを判別してくれます。

このようなツールも使用しながら、確実に事前の機材チェックを行うようにしてください。

 

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