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ワイヤレスシステムの運用について


ワイヤレスマイクを使用する上で問題になるのが電波の混信や途切れです。ただし、これらはワイヤレスシステムの運用によって対策できる場合がほとんどです。

■混信対策
混信する原因は、近くに同じ周波数(チャンネル)の電波が飛んでいるためです。この対策としては、チャンネル変更をして混信してるチャンネルを避けるという方法があります。これば、本番が始まってしまう前に入念に調整しておく必要があります。
実際に私もPAをはじめたての時に混信を経験しています。当時は「混信している」ということすら分からず慌ててしまったことがありました。

■途切れ対策
ワイヤレスマイクにおいて致命的なのがこの「音が途切れる」と言うことです。ライブでボーカルの声が途切れ途切れだったらそのライブは良いものになるわけがありません。この対策は、ほぼ「マイク本体とレシーバーの位置の見直し」で解決する場合がほとんどです。
私が初めてワイヤレスマイクをイベントで使用したときには、実はこの音途切れが多発したのです。そして、現在では、音途切れは皆無です。私が行った対策は、2つです。「レシーバーの設置位置変更」「アンテナを向ける方向を変更」を実施しました。レシーバーの設置位置については以下の図を参考にしてください。
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この図のように上手でMCが、センターでボーカルがワイヤレスマイクを使用する場合、レシーバーの位置としては「○」となっている部分が一番音途切れが無く使用できます。特にデジタルワイヤレスは、Wi-Fiの電波と干渉することがあります。客席にポケットWi-Fiのようなモバイル端末を持っている方がいるとPA席にレシーバーを置いた場合は干渉を受けやすくなります。

ワイヤレスシステムは便利なものですが、使い方を間違えると足を引っ張る存在になってしまいます。初めて広いライブ会場でライブをするので、ワイヤレスマイク(システム)を購入すというミュージシャンをたくさん見てきました。そして、そこそこの数の方が本番で音が出ないなどというようにワイヤレスシステムに泣かされています。機材そのものの故障ではどうしようもありませんが、運用方法で解決できたのであればそれはもったいない話です。このページを少しでも参考にしていただき、ワイヤレスシステムと良いお付き合いができるようにしてください。


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