スピーカーケーブルの構造と特徴



スピーカーケーブルは、パワーアンプとスピーカーを接続するため使用します。マイクケーブルとは異なり、シールド構造やバランス伝送を用いらないず、プラスとマイナスの2線式になっています。スピーカーケーブルがシールド構造やバランス伝送を必要としないのは、「伝送される信号のインピーダンスが十分に低いこと」と「流れる電力エネルギーが大きいため、ノイズ成分がほぼ無視できる割合になる」ことから2線式で問題無いのです。
スピーカーケーブルに使用されるコネクターは、近年「スピコン」というコネクターが主流になっています。
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このスピコンというのコネクターは、コネクターメーカーのノイトリック(NEUTRIK)社が開発したコネクターで、スピーカーケーブル専用に開発されただけあって、使いやすく、信頼性が高いため現在は主流のコネクターとなっています。また、ケーブルを自作する際もハンダを必要としないため、簡単に製作することができます。また、現場での修理も容易です。

スピコンは、通常は、2芯のものを使用しますが、4芯のモデルもあり、マルチ伝送(ケーブル1本で2回路分の伝送を行う)が可能になります。スピーカーケーブルのコネクターは、「スピコン」が主流ではあるものの、少し古めのアンプやスピーカーやパワーアンプではその他のコネクターを用いる場合もあります。スピコン以外のコネクターとしては、フォンやバナナプラグといったものがあります。

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スピコン-スピコン

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スピコン-バナナプラグ

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スピコン-フォン

スピーカーケーブルは、マイクケーブルに比べて大電流が流れるため、それに耐えられるように設計されています。従って、マイク用のケーブルをスピーカーに使用してしまったりすると、最悪の場合、発火することもあるので注意が必要です。


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