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ムービングコイル型 ダイナミックマイクロフォンとは?


ダイナミックマイクロフォンというのは、人の耳で言うと鼓膜に当たる「ダイヤフラム」と呼ばれる振動板とその中央に取り付けられたコイル、それを挟み込むように置かれた磁石によって構成されています。

このようなダイナミックマイクロフォンの構造は大きく分けて2種類あります。

  • ムービング・コイル型ダイナミックマイクロフォン
  • リボン(ベロシティー)型ダイナミックマイクロフォン

その中の1つである「ムービングコイル型」のダイナミックマイクロフォンについて解説していきます。

■ムービングコイル型ダイナミックマイクロフォンの構造

ムビングコイル型ダイナミックマイクロフォンの構造を以下に示します。

ムービングコイルマイク

音の振動がダイヤフラムに伝わると、磁界中に置かれたボイスコイルも同じように振動します。そして、磁界に変化を起こすのです。すると、電磁誘導の原理によって音の振動に比例した電気信号が発生します。 これが、音を電気信号に変換する原理です。
ムービングコイル型ダイナミックマイクロフォンの場合は、ボイスコイルが次回中を動いて電気信号を発生させることからムービングコイル型というように言われております。

■ムービングコイル型ダイナミックマイクロフォンの代表例

ちなみに、ムービングコイルの代表的なマイクはSHURE SM58です。
SHU SM58LC LIST

ダイヤフラムの材質は、ポリエステルなどのプラスチック薄膜を直径20mm前後のドーム形状に加工したものが多く、中央にはボビン(円筒)に極細エナメル線を巻いたボイスコイルが設置されています。 ムービングコイル型ダイナミックマイクロフォンは非常にシンプルな構造のため、とてお丈夫で、温度や湿度の気候条件による制約も少なく、取り扱いも簡単であるためPAでの使用に適しています。 また、大入力にも強く、歪みの発生も少ないことから、音圧の高いドラムやパーカションや大音量のロック系のギターの収音にもよく使用されます。
このような使いやすさの反面、周波数特性という点では、他のマイクと比較すると少し性能が劣ります。(低音域、高音域での感度が落ちる傾向)このような、メリット、デメリットを考慮して使用するマイクを選ぶようにしましょう。


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