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デジタルオーディオプロセッサーについて


チャンネルディバイダーの使い方のページでは、アナログ式のチャンネルディバイダーを例に話をさせていただきました。実は、チャンネルディバイダーにはデジタル式のものがあります。ただし、デジタルチャンネルディバイダーとはあまり呼ばれず、「デジタルオーディオプロセッサー」や「スピーカープロセッサー」「スピーカーマネージメントシステム」などと呼ばれています。
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こちらのページでは、「デジタルオーディオプロセッサー」で統一させていただきます。デジタルオーディオプロセッサーはチャンネルディバイダー機能の他にも様々な機能が装備されています。
例えば、上に写真を載せましたが、dbx社のDriverack PA2という機種では、以下のような機能が付いています。

  • チャンネルディバイダー
  • イコライザー
  • オートEQ
    専用の測定用マイク(RTAマイク)を使用して、実際の音をプロセッサー内に取り込み、その信号を元にスピーカーのイコライジング(チューニング)を行うことができます。
  • コンプレッサー
  • リミッター
  • サブハーモニックシンセサイザー
    低音成分を合成することで低域の厚みを出してくれる非常に便利な機能です。ドラムのキックなどの音が見違えるように良くなります。
  • オートハウリングサプレッサー
    ハウリング音を検知すると自動で除去してくれる機能です。
  • RTA機能
    専用の測定用マイク(RTAマイク)を使用して、会場で鳴っている実際の音を目に見える形でモニタリングできます。

このように盛りだくさんの機能が詰まっているのがデジタルオーディオプロセッサーです。ちなみに、この機種はiPadでの遠隔操作が可能となっており、専用のアプリをインストールし無線LANによって接続することで利用できます。
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お客さんが実際に聞く位置での調整ができるので非常に便利です。また、オートEQ機能といったようなプロでも時間がかかるスピーカーチューニング作業が簡単に短時間で行えるのが魅力です。素人でもプロが行なったようなチューニングをすることができます。少人数のスタッフしかいな場合は、このようなプロセサーは非常に重宝します。
アマチュアでPAをしている方でも、ワンランク上の音を目指したい方は導入することをお勧めします。

ただし、注意点があります。このようなプロセッサーを使用すると音の基本を忘れがちです。例えば、オートEQ機能を使用してハウリングを抑制できたとしても、このプロセサーがなくなった瞬間にハウリングの除去方法が分からなくなるようではダメなのです。「ハウリングはハウリングしている周波数の音に対してイコライザーを使用して音をカットする」という作業であるということを知った上で使用するようにしましょう。


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