チャンネルディバイダーとは?


チャンネルディバイダー(Channnel Divider)というのは、チャンネルをDivide(分割)する機能を持つ機材のことを指します。このチャンネルディバイダーはスピーカーシステムを構築する上で非常に重宝します。
dbx_234xsa
PAにおけるスピーカーシステムは大きく分けると以下の2種類になります。

  • フルレンジシステム
    1つのスピーカーユニットの中に全周波数帯域のユニットが収められているスピーカーシステムのことを言います。通常、「スピーカー」と言われた時には、このフルレンジシステムのことを指します。基本的には、中低音再生用のウーファーと広音再生用のツイーターで構成されます。また、スピーカーに入力された音をウーファーとツイーターに分けるためのネットワークと呼ばれる部品もユニットの中に収められています。ちなみに、音を分ける意味は、ウーファー、ツイーターそれぞれにおいて得意な再生周波数帯が異なるからです。できるだけ得意な帯域だけを送ってあげられれば、最大限の性能を引き出すことができるのです。
  • マルチウェイシステム
    フルレンジシステムが1つのスピーカーユニットなのとは逆に、マルチウェイシステムは複数のスピーカーユニットを使用します。例えば、低音用のサブウーファーとフルレンジスピーカーを使用したシステムは2ウェイシステムと呼ばれます。大型のPAシステムではほぼ例外なくマルチウェイシステムが採用されています。

チャンネルディバイダーはマルチウェイシステムを構築する際に使用します。どのような役割をするかというと、周波数を分割してそれぞれのスピーカーに音を送るということを行います。
cd1
3ウェイシステムの場合は、上図のような構成になります。チャンネルディバイダーは1つの音を3つの周波数帯に分けるという処理を行うのですが、それを図で表したのが上図左上のグラフになります。このように3分割します。その際に設定する分岐点の周波数をクロスオーバー周波数と呼びます。

このように、スピーカーシステムをより効率的に鳴らすためにチャンネルディバイダーは必須の機材になります。


関連記事



 

ページ上部へ戻る