モニタースピーカーの役割


モニタースピーカーというのは、演奏をするために必要な音を聞くためのスピーカーです。
良くボーカリストが足を乗せてるやつですね。
PRSRS432

このモニタースピーカーですが、いろいろ踏み込んでいくとなかなか奥が深いものなのです。
スペースやスタッフが制限された会場においては、外音を担当するPAオペレーターがモニターの調整も兼任する場合が多いのですが、アリーナやドームなどの大きな会場(一部のライブハウスも含む)でのライブの際はモニター用にもう1つミキサーを用意し、専属のモニターオペレーターが付く場合もあります。それくらいモニターというものは重要ということです。プロミューシャンの現場では、ライブを見に来ているお客様よりもミュージシャンの方が耳が肥えている分、その音に対する要求が厳しいのです。

そんな重要な「モニター」ですが、その使い方はミュージシャンによって様々です。大きく分けると以下の3パターンになります。

  • パターン1「全ての音が欲しい」
    これは、演奏者自身のテンションを上げるためのモニター設定です。
    場合にっては爆音にしてくれという方もいます。
  • パターン2「必要な音だけ欲しい」
    これが一番多いパターンだと思います。
    私も特別な注文が無い限りはこのパターンでモニターの調整をしていきます。
  • パターン3「モニター音は必要ない」
    これでしっかりと演奏できるのは上級者です。
    バンドの各パートの音のバランスが良くないと成り立たないし、このあたりのレベルになると他のメンバーの音が例え聞こえなくても感じることが出来るのかもしれません。

このようにモニターの設定は人それぞれです。
どれが良いかという明確な正解はありません。どの設定も正しいのだとは思いますが、PAの立場から言わせてもらうと「パターン3」がありがたいです。なぜかというのは次のページでご説明します。

 

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