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スネアのマイキング


スネアのマイキングについて説明していきます。
スネアはバスドラムと同様にドラムの音を構成する上でかなり重要なパーツになります。
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スネアの特徴としては、ボトムにスナッピーと呼ばれる響線が付いていることです。この響線がスネアの独特の音色を作り出します。スネアのマイキングをする際には、このスナッピーを張った状態の音がうまく収音できるように工夫しましょう。
ここでスネアの音が飛ぶ方向を考えてみましょう。スネアはスティックを使って上から床の方向に向かって叩きます。すると音の方向は下方向(床の方向)とその真逆である天井の方向に飛びます。つまり、理想はスネアの真上からマイキングするのが一番良い音が収音できるのです。
しかし、現実的にはスネアを真上からマイキングすることは難しいのです。それは、ドラマーがスティックを動かす範囲内と干渉するからです。マイキングのためにドラマーの動きを邪魔するようなことがあってはならないのです。
そこで、通常は下の写真のように、スネアの斜め上にマイクを設置します。
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こうすることでドラマーの邪魔にならずに収音することができます。

■スネアマイキング時のポイント
スネアをマイキングする時のポイントはマイクの向き(角度)です。これによってスネアの音は大きく変わります。
スネアの中心を狙った場合
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上の写真のようにマイクをスネアの中心を狙うようにマイクを立てた場合は、「厚みのある音」が収音できます。スネアの胴鳴りの音を拾いやすくなります。私は、中域の厚みが欲しい時にはこのようにマイクを設置しています。

スネアのエッジ部分を狙った場合
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上の写真のようにスネアのエッジ部分を狙うようにマイクを立てた場合は、「カンカン」とした高音域が特徴の音を収音することができます。テンポ感や疾走感のある曲などが多いバンドの場合はこちらのセッティングをすることが多いです。

このように、スネアのどの部分を狙うかで大きく音が変わります。「本当?」と思う方は是非、自分でマイクを動かしてみて音の変化を感じてみてください。

■スネアの下の音をミックスする
上記のようにスネアの上面にマイキングをすると一つだけ問題があります。それは、「スナッピーの音が入りにくくなる」ということです。「じゃあ、スナッピーがついているスネアの下面にもマイク立ててしまえば?」という発想でマイクをもう一本追加する場合があります。

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少し分かりにくいですが、このようにスネアを挟み込むようにマイクを設置します。この時2点注意があります。

  1. 上下のマイクの角度はスネアを挟んで対象となるようにしましょう
  2. 下面の音は上面の音の逆相の為、位相反転スイッチを使用するしましょう

スネアの上下マイキングをする際には、この2点に注意してください。

毎回書いておりますが、マイキングの位置に正解はありません自分で実際にマイクを動かしてみて、自分が納得する音が収音できる位置を探してみてください。


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