「しりとり」を使ったアイデア思考法


新しい商品やサービスを考える時には「アイデア」が必要です。しかし、普通に考えていてもアイデアというのはなかなか出てきません。一部の天才的な人は、ある時ひらめくのかもしれませんが、僕のような凡人にはそんな天才的なひらめきはありません。そこで有効に使えるのが「アイデア思考法」です。アイデア思考法というのは、その名の通り、「アイデアを出すための考え方」です。
世の中には様々なアイデア思考法がありますが、ここでは、「しりとり」を使ったアイデア思考法について解説していきます。

革新的なアイデアは既成概念の外ある

「業界を変えよう!」「世の中を変えよう!」と考えた時に、今まで通りの考え方・行動をしていてはそんなことは実現できないのは目に見えています。そこで、まずは現状を変える必要があります。現状というのは、「既成概念」というものによって造られています。既成概念というのは、簡単に言ってしまえば、過去の経験やノウハウの積み重ねと言っても良いかもしれません。例えば「PAでオペレーターが音の調整をする機器はミキシングコンソール」というのも一種の既成概念です。この既成概念から抜け出すためには、まずは「音の調整をするには、本当にミキシングコンソールでなければならないのか?」と考えてみることです。別に、音の調整が出来る機能を持ったものが他にあれば、ミキシングコンソールである必要は無いかもれません。このようにして、既成概念を壊していきます。その先に革新的なアイデアが生まれる可能性があるのです。

「しりとり」を使ったアイデア思考法

既成概念の外に行くためには、「過去に誰も考えなかった」というのがポイントになります。では、この「過去に誰も考えなかったアイデア」を出すために活用できるのが「しりとり」です。しりとりというのは、「リン ⇒  ⇒ ラパ ⇒ イナップル」といったように言葉の最後の一文字を取って、次に、その文字で始まる言葉を言う。これを繰り返していくのがしりとりです。という説明をしなくてもおそらくほとんどの方は知っていると思います。
それでは、なぜ、しりとりが革新的なアイデアを出す上で重要なのでしょうか?それは、しりとり自体が既成概念に縛られていないからです。これが、「使って良い言葉は動物の名前に限ります」としてしまうと、一気に使える言葉が少なくなってしまいますが、しりとりというのは、基本的には言葉の制限はないはずなので、様々な言葉が出てきます。
では、この「しりとり」をどのように革新的なアイデアと結び付けていくのか?というのが気になるところでしょう。その方法はシンプルです。まずは、「しりとり」をします。それを紙に書いておきましょう。

しりとりが出来たら、あなたが革新を起こしたいものをキーワードに設定します。例えば、「ミキシングコンソール」をキーワードに設定します。そして、キーワードと、しりとりで出た言葉を1つずつ無理やりくっつけていきます。

例えば、「ムカデ」と「ミキシングコンソール」を無理やりくっつけると、「ムカデの体のように細長くクネクネと動くミキシングコンソール」という斬新なアイデアが出てきます。ここで重要なのは、「そんなのは無理だ」「そんなものはいらない」と簡単に考えることをやめないことです。「ムカデのようなミキシングコンソールだったら、狭くて細長いスペースにも設置できそうだな」といったように、どうやったらその製品(サービス)が使えるものになるか?を考えてみることです。これを、しりとりで出たキーワードすべてに対して考えてみるのです。
上記のしりとりだけでも、6つのワードがありますので、最低6つのアイデアが出ます。このようにしてたくさんアイデアを出していくのです。最初は、精度が低いかもしれませんが、続けていれば、必ず良いアイデアが出てきます。

まとめ

しりとりによるアイデア思考法は、気軽にでき、かつ斬新なアイデアを思いつきやすい方法です。まずは、だまされたと思って、この思考法を実践してみて下さい。


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