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従業員やアルバイトスタッフは宝


PAを行う祭には、一人ではできない場合がほとんどです。例えできたとしても体力的に非常にきつくなり、長続きはしません。そこで、多くの場合は、従業員やアルバイトのスタッフにお手伝いをお願いすることになります。これは、PAに限らず世の中に存在するほとんどのビジネスはこのようになっています。例えば、飲食店を例にとっても、オーナー一人で店を営業しているのは少数派だと思います。多くの場合は、従業員やアルバイトスタッフを雇って営業をしています。このように人を雇ってビジネスを動かす際に注意しなければならないことがあります。

『雇ってやっている』の考えを改める

オーナーや店長などになって人を雇う立場になると、多くの人は『雇ってやっている』という意識になってしまいます。確かに、雇ってやっているのですが、このある意味上から目線というのは、雇った人に伝わってしまいます。あなたは、上から目線の人の言うことを聞こうと思いますか?上から目線の人のために何かしたいと思いますか?答えは「ノー」だと思います。これはおそらく、10人中10人が「ノー」という質問でしょう。それにも関わらず、上から目線をやめないオーナーや店長は多いでしょう。
私が大学時代に初めてバイトした居酒屋の店長もそのような感じでした。「雇ってやっている」感がバシバシ伝わってくるのです。結果的にその居酒屋は一週間で辞めました。そして、次のバイト先の居酒屋の店長は真逆で、アルバイトスタッフを大切にする人でした。その結果、3年半の間その居酒屋でバイトをすることができ、多くの売り上げに貢献できたと感じています。このようにスタッフを大切にするオーナー、店長の周りには本当の意味での協力者が集まってくるということです。これを実現するためには、まず『雇ってやっている』という考えを改めることです。

従業員やアルバイトスタッフによりもたらされるメリット

従業員やアルバイトスタッフを雇うことで実現できるメリットというのは、たくさんあります。その中でも最も基本的なことは、「自分の労力の軽減」ということでしょう。ライブハウスを一人で営業することを考えてみてください。ライブハウスでのライブ当日の仕事としては、大きく分けて以下のようなものがあります。

  • PAブースでの音の調整
  • ステージでの転換対応
  • ドリンク提供
  • 入り口でのチケット販売、確認

これを一人で行おうとしたら気が狂いそうですよね?だからこそ人を雇って自分の労力を軽減することをしなければならないのです。
その他にも重要なメリットがあります。それは、「ブランドイメージを高めることができる」ということです。ここでいうブランドイメージというのは、お店やその事業の評判のような意味で捉えていただけると良いかと思います。
もし、一人でライブハウスを営業していたら、チケットの対応をしながらドリンクを作り、空いた時間で音の調整を行い、演奏が終了すればバンドの転換を行うということになりますが、これを一人でスムーズに行うことはまず不可能です。もし一人で行うようなことをすれば、お客様を待たせてしまったり、質の低いものを提供してしまったりする訳です。これではお店や事業の評判が上がるわけがありません。そんな時にスタッフがいてくれたら、チケットやドリンクの対応は任せることができます。こうすることで、自分は音響業務に専念することができ、より質の高い音をお客様に提供することができるようになります。そして、更に上を目指すために必要なのが「雇ってやっている」という考えを改めることなでのす。従業員のために最高の職場を提供するという意識で仕事をすることで従業員がやる気を出してくれるようになります。そして、それはサービスの品質向上に間違いなく貢献することなのです。スタッフによっては、ものすごく合理的なアイデアを出してくれるかもしれません。たくさんお客さんを連れてきてくれるかもしれません。

このように、従業員やアルバイトスタッフには「可能性」が秘められているのです。これを引き出せるかどうかは、オーナーや店長の考え方1つです。『従業員やアルバイトスタッフを宝』として大切に扱うことで、必ず何かしらのメリットを与えてくれるはずです。気持ちに余裕を持って、気長に従業員やアルバイトスタッフの成長を手助けしてあげるようなオーナーや店長が良い店を作りあげることができるのでしょう。


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