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企業理念の重要性


企業理念というのは、企業版のマインドセットです。

マインドセットは、簡単に言ってしまうと「ブレない芯みたいなものを持ちましょう」ということなのですが、これが企業においてのマインドセットになるのです。企業は、1人で活動しているわけではありません。社長、役員、部長、課長、係長、一般社員といったように複数の人が仕事をするわけです。そこで重要なのは、「社員がどこに向かったら良いかを示す指針」があるかどうかです。
結論から言ってしまうと、この指針こそが「企業理念」なのです。
社長や経営者は、明確で社員が理解出来る企業理念を設定する必要があります。せっかく設定したけれども、社員が全く理解できない企業理念は意味がありません。社員全員が理解し、「その実現のためには、私はこのようなことをしたい!」と社員が言うようになれば良い企業理念と言えるのではないでしょうか。

私も社会に出てすぐの頃は「企業理念の重要性が分からない・・・宗教みたいだ」と思っていました。しかし、年月を重ねるうちに「企業理念」のありがたさが分かるようになってきます。
例えば、あるPA会社が「音で人の笑顔を作る」という企業理念を掲げていたとしましょう。そして、ある社員が仕事がうまくいかずに悩んでいた時、ふと「音で人の笑顔を作る」という企業理念を思い出したとします。すると、その社員は「人を笑顔にする音ってなんだろう?」と考え出すわけです。それを突き詰めることで、「自分は何をすべきか?」がはっきりしてくるのです。この方法を原点回帰と言います。迷ったら原点に帰るというのが本当に重要です。
PAをするのでも、楽器を演奏するのでも、会社を経営するのでも、原点回帰という考え方は活用できるような普遍の手法です。企業理念を設定することで原点回帰することができ、企業としてブレない活動ができるというのが企業理念の目的です。会社を経営する際には膨大な量の準備が必要です。その中でも一番最初にやることは「企業理念」を真剣に考えて設定することです。これがしっかりしていれば、問題が発生しても原点回帰して進化につなげることができます。

以上が企業理念の重要性です。


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