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ケーブルの養生方法


PA現場においては、多数のケーブルを使用します。
そして、そのケーブルは、お客さんが通るエリアや出演者が通るエリアにかかることもあります。
そのような場合に重要なのは、「養生(ようじょう)」です。一般的に養生というのは、引っ越しなどの際に家具などが傷つかないように布や緩衝材などを使用して保護することです。

PAにおける養生とは?

PAにおいての養生、例えばケーブルの養生という点で見てみると、2つの目的があります。1つ目は「ケーブルの保護」です。お客様などにケーブルを踏まれないよう(踏まれても大丈夫なように)するために養生テープ等を使って保護するようにします。
もう1つは、「お客様の保護」です。ケーブルにお客様がつまずいて転んでケガをしてしまったら大変です。そのようなことにならないようにケーブルを処理するのです。

ケーブルの養生方法

ケーブルを養生する際には、何通りか方法があります。まずは、一番簡単な方法である養生テープ(ガムテープ)を等間隔で貼っていく方法です。

仕込みの時間が無い時にはこのような方法をとる時もあります。養生するのに必要な時間というのはこの方法が一番短時間で完了できます。しかし、ケーブルがむき出しな部分が多い為、踏みつけなどの対しての保護にはなりません。あくまでケーブルがばらけないようにするために行ないます。
2つ目の方法は、ゴムマットとトラテープを使用した養生方法です。

ケーブルの上にゴムマットを敷き、そのマットを固定するためにトラテープを使用します。ケーブルの上をゴムマットで覆うため、ケーブルの保護にもなります。ゴムマットの代わりにカーペットのようなものを使用する場合もあります。
3つ目の方法は、ケーブルプロテクターをしようする方法です。ケーブルプロテクターというのは、その名の通り、ケーブルをプロテクト(保護)するためのものです。



黄色の部分が蓋になっており、なずれるようになっています。その中にケーブルを収納できるようになっています。この方法がケーブルの養生という点ではベストな方法です。しかし、その分コストはかかります。ケーブルプロテクターは頑丈なのですが、割と高価なものです。それと、かさばってしまうため、運搬する物量の増加にもつながってしまうため、大規模のPA現場でしか使われなのが現状だと思われます。

このように、ケーブルの養生だけでも養生のやり方は様々です。時間、コストの兼ね合いを見ながらケーブルの養生方法を選べると良いですね。


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