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合成抵抗の法則

音響機器を理解する上では、電気の知識は必須です。その中でも頻繁に耳にする「抵抗」について触れていきたいと思います。抵抗はインピーダンスと言われたりもします。抵抗は、電気回路において「電気を消費するところ」と言えます。
例えばPAにおいては、スピーカーは抵抗です。スピーカー内のコイルにおいて電気を消費し、それによって振動板を指導させることで音に変換しています。このような抵抗ですが、その大きさはΩ(オーム)といった単位で表されます。電気回路の中では、この抵抗というものが多数存在します。そのときには、その合成抵抗を求める必要が出てきます。オームの法則から電圧と抵抗値が分かれば電流値が算出できます。ここで使用する抵抗値こそが合成抵抗なのです。
合成抵抗の考え方を図にしたもの以下に載せましたのでご覧ください。
図2
実際には3つの抵抗があるのですが、この3つを1つの抵抗と考えることで、電源の電圧が一定だとするとオームの法則により電流値を計算することができます。この3つの抵抗を1つの抵抗と考えたときのその仮想的な抵抗のことを合成抵抗と呼びます。
上の例の場合は、抵抗1と抵抗2は直列接続されています。直列接続されている場合は、抵抗値は単純な足し算で計算できます。一方、抵抗1&抵抗2と抵抗3は並列接続されています。この場合の合成抵抗は少しややこしいのですが、並列接続の場合には、以下のような関係が成り立ちます。
図3
つまり、合成抵抗は、以下のように求められます。
図4
このようにして合成抵抗を求めていきます。ただし、PA現場では、このような計算をすることはほぼ無く、「同じ抵抗のスピーカーを2つ接続すると抵抗値が半分になる」くらいの知識を頭に入れておけば問題無いかと思います。


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